当社には、営業活動を行う営業部門のほかに、営業の支援活動を専業とする営業推進部とビル統括部という二つの部署があります。今回はそれぞれの部門から、営業推進部の岩崎さん、ビル統括部の鈴木さんと藤代さんに、仕事の内容ややりがいについて話を聞いてみました。
○営業推進部の仕事
―それでは岩崎さん、営業推進部の日々の仕事について教えてください。
岩崎)営業推進部は、当社のお客様であるガラス・サッシの販売店様、また、そのお客様であるビルダー様の販促活動支援を目的として、販促のホームページの作成支援、自治体の補助金活用支援、新築住宅やリフォームの断熱化提案、地域で開催される環境イベントへの出展など、多岐にわたって活動をしています。
―なるほど。では、今回は補助金の活用支援とはどういった活動なのかを教えてもらえますか。
岩崎)昨今の世界的な課題でもあるCO2の削減や省エネの推進といった背景もあり、国や各自治体で、主に断熱性能を高める窓のリフォームを実施する際に活用できる補助金がどんどん増えてきています。そういった補助金を販売店様やビルダー様に知って頂いたり、活用しやすくなるような取り組みを行っています。その取り組みの中で私たちが常に気を付けているのは、支援目的を間違えないという事です。具体的に言いますと、私たちのご支援は補助金を獲得する事が目的ではなく、あくまでも補助金を上手に活用して地域社会に貢献する活動に繋げて頂くという事です。
―では、具体的にはどのような取り組みをしているのでしょうか。
岩崎)まず、補助金に関する最新情報をタイムリーにお届けしています。これは訪問、電話、メール、FAX通信など、いろいろな手段で情報をお届けできるようにしています。訪問時は営業マンと一緒にお客様にお伺いすることが多いのですが、私たちが単独でお伺いすることもあります。その他、お施主様向けの補助金活用チラシの制作支援、物件ごとにどれくらいの補助金額になるかの試算なども行います。補助金に関する全般的な質問窓口といったイメージですね。
―お客様も気軽に問い合わせできる窓口があると、補助金を上手に活用しやすくなりそうですね。
岩崎)そうですね。わたしたちが補助金活用を提案したり、お手伝いをしたお客様が、その補助金をきっかけに物件を受注されて、更に補助金も無事交付された、と伺った時などは、わたしたちもとても嬉しくなりますし、やりがいを感じます。
また、販売店のお客様に対しては、そういった補助金を活用する為の支援を行いますが、一方では補助金を出す側である地方自治体の皆様に向けて補助金の制度設計のお手伝いもしています。
―制度設計というと、どういったことでしょうか。
岩崎)2014年から取り組んでいることなのですが、首都圏でまだ窓リフォームの補助金制度がない地方自治体を訪問しまして、わたしたちの活動内容や過去の実績などをお伝えし、窓リフォームの補助金制度をつくりませんか?と提案をさせてもらっています。実は窓リフォームの補助金は、数ある補助金の中でもその消化率が比較的高いのです。つまり、世の中の注目度が高いということであり、わたしたちも積極的に提案をさせてもらっています。また、提案をご理解頂き補助金制度が導入される、となった段階では、制度の内容に関するアドバイスもさせていただいています。実績としては、これまで6つの地方自治体の新たな補助金制度設計のお手伝いをして参りました。
―パリ協定の削減目標やSDGsの広がりもあって、窓断熱の重要性は今後さらに増していきますから、自治体への働きかけもますます重要になっていきますね。
岩崎)はい。わたしたちも気合を入れて活動していきます!
―ありがとうございました。
TOPICS| ACTION
2019/12/26
仕事の流儀〜窓断熱のアドバイザー。営業推進部〜